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街角ピックアップ〜カティナ衣法要の前日、お楽しみの「練り歩き」(ビデオ)

akiyamabkk

Kathin 11/14/2024 GoPro กฐิน 2567 ทุ่งสว่าง บุรีรัมย์


カティン衣法要(トートカティン)は、雨安居明けに寺に僧衣を寄進する儀式。雨安居明けから1ヶ月以内に行う、年に一回の重要な仏教儀礼である。今年は、11月15日が期間最終日に当たる。ブリラム県トゥンサワン村では、撮影日の翌日、その最終日に法要を行ったのだが、当日は寺院内での儀式であり、その日は禁酒となるので、前日に、こうして酒を飲みながらの「練り歩き」を催して、楽しみを確保しているのである。


本日のトートカティンでは、村人は本堂を三周した後、僧衣を寄進し、合わせてお金の寄付を行った。正式には、この時贈られる僧衣は、その日に織り上げ、その日にお布施しなければならないのだが、現実にそれができる村は少ないので、今は、現金でのお布施が主流になっている。今、奥さんに聞くと、今日は、最終的に30万バーツ(120万円くらい)くらいお布施が集まったらしい。(さっき聞いた時から増えていたので修正)


こういう行事が年に何回もあるのだから、一年を通してのお寺関係の物入りは、相当の額になるのではないか。村への国からの支援はなく、寺の運営は、村人からのこうした寄付金で賄われているのである。こうした浄財が寺の関係者によって私物化されることも、ままあり、僧侶の性的破戒などともによく報道されている。村人は自腹を切っているだけに、不正が発覚した時の怒りは大きいようだ。


元々、こういう事にほとんど興味がないし、今年は弔事が続いて、仏教儀式を記録する機会が多かったので飽きてしまった。だから、本番のトートカティンの方は撮影していない。今まで、撮影してきたものと、大体同じと考えていただきたい。酒抜きで本堂を三周練り歩いたあと、食堂に集まってお経を唱え、橙色のバケツに入れたお布施せセット(お歳暮の詰め合わせみたいなもの)を寄進し、僧侶が食事したあと在家が残りを食べる。毎回同じである。


ところで・・・


今回は電気自転車で撮影したのですが、電気自転車は、Goproでゆっくりしたドリーショットを撮るのに最適ですね。マジで、一つの撮影ツールになると思う。操作性がよく、速度調節が簡単、小回りも効くしバックも可能、音も静か。ま、今は、みんなドローンでドリーも撮るんでしょうが・・・チャンチャン(笑) でもドローンを用意していない時、今、タイの田舎に行けば、どこでも年寄りが電気自転車を使ってますから、現地調達も可能だと思いますよ。


ちなみに、私が乗っているのは、Lionという中国メーカーのもので、値段は2万バーツくらい。スピードは、50キロ/時くらい出る。


以下、生活感あふれる私の愛車(笑)、



ではでは

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