自分の正しさを証明するために、他人の不幸を望むUnhappyな人たち(不定期テレビ日記3月)
- akiyamabkk
- 3月14日
- 読了時間: 2分
更新日:3月16日
2025年3月13日(木)
このダンスビデオは、当時、流行っていたファレル・ウィリアムズの Happy にのせて、福島の人たちが復興への前向きな意思を示してくれた良いビデオだったが、上の投稿にあるような誹謗中傷に晒されて、ビデオは削除された。10年前に投稿だが、原発事故の直後は、ひどい罵詈雑言が、ダンスビデオの出演者たちに投げつけられていたものだ。
福島県浜通りの、別のHappy ダンスビデオが残っていたので、ここに貼り付けておく。やはり10年前に投稿されていた。
今では、コメントはポジティブなものが大半だが、削除されたコメントも多いのではないか?発表当初から、福島のHappyダンスビデオ(こういうビデオは複数あったのだ)を見てきたが、その頃は、「放射線まみれの地域に住んでHappy とは○カではないか」的なコメントが多かった。「放射能で頭がおかしくなったのか?」とか。
「ここで踊っている人たちが、何の屈折もなく自分たちをHappyだと考えていると、オメーらが思っているとしたら、オメーらの方がカバの逆立ちだよ!」と当時自分は腹立たしく思ったものだ。
ある種の人たちにとっては、自分たちの正しさを証明するために、福島が「二度と人の住めない土地」になることが必要だったのである。だから、自分を奮い立たせて復興に取り組む姿勢を見せる人たちが、小憎らしく、苛立たしかったのだ。事故から14年が経過して、どちらが正しかったかは明らかだろう。
当時、「日本にはもう住めないから、フィリピンに移住する」と公言していた、現在、若い世代から一番の支持を受けているという政党の代表の事なども思い出した。自分は、彼のそういう発言を覚えているから、この政党代表の言うことを信用しない。
<了>
ファレル・ウィリアムズ「Happy」
不定期テレビ日記(2025年3月)
福島県浜通りの別の 「Happy ダンス」ビデオ