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瀬戸正夫インタビュー③前編〜日本人でもタイ人でもない私

  • 執筆者の写真: akiyamabkk
    akiyamabkk
  • 2024年2月19日
  • 読了時間: 1分

更新日:2024年2月27日



瀬戸さんの父親・久雄さんは、タイ南部ソンクラーで医院を営む町医者だったが、日本軍の進駐が始まると軍属スパイとしての正体を表した。軍からの信頼が厚かった久雄さんは、日本軍のマレー侵攻に同行するが、出発前に軍の命令で、捕虜となった米軍パイロット三名を処刑する。戦争終結後、戦犯容疑でシンガポールに拘留された父は、タイに戻ってくることはなく、出生届が存在しない瀬戸正夫さんは、無国籍者としてタイで苦難の戦後を過ごすことになった。


瀬戸正夫インタビュー③後編〜父との決別


 
 
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