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注目クリップ~保健ボランティア制度の父・アモン医師

akiyamabkk


タイ保健ボランティアは、コロナ第一波の来襲時、WHOから「名もなきヒーロー」と称えられたボランティア組織。その実態は、発祥から現在まで一貫して、タイ保健省主導の半官製組織である。とはいえ、100万人をこえる保健ボランティアが、村落部での保健知識の普及や検温など、人海作戦が必要な場面で、コロナの感染予防に大きな役割を果たしたことは疑いない。


1976年、この保健ボランティアシステムを初めて作り出したのは、保健省の医師としてタイ北部に派遣されていたアモン・ノンタスットだった。それから約半世紀後の2020年、保健ボランティアたちがヒーローとして脚光を浴びる最中の6月2日、アモン医師は92歳で息を引き取った。ここに転載したドキュメンタリーは、どこかの大学の有志が、引退後のアモン医師に話を聞いて、その業績をまとめたものらしい。それもずいぶん前のもので、コロナがなければ、忘れられていた人かもしれない。


私はこういう人が好きなので、ここにビデオを転載して、忘れないように置いておくのである。また、暇を見て、この人の業績を、少し詳しく紹介したいと思っている。、


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