不定期テレビ日記〜2024年6月
2024年6月3日(月)
東京都の衆院補選に出たイスラム研究家、飯山あかりのYouTubeによれば、小池百合子のカイロ大の卒業証書には、Mr. Yuriko KOIKE と書いてあるそうだ。(笑) テレビ局の通訳をしていた人だから、アラビア語の実力は本物だろう。しかし、これほど杜撰なものが、今まで、検証されてこなかったとは!その他にも、幾つか、アラビア語として文章がおかしいところがあるという。果たしてこれは何を意味するのか?
ちなみに、飯山あかりの旦那さんは民放テレビの記者で、夫がバンコク支局長として駐在していたときに、一緒にバンコクに住んでいたそうだ。この人の小池百合子ネタは面白いので時々見ている。小池百合子とのアラビア語での討論会は是非やってもらいたい(笑) 自分のような浮動層(無党派層というと無意味にかっこよく響くので浮動層と呼ぶ)は何より嘘つきが嫌いなのだ。これは蓮舫の二重国籍の話しも同じ。
2024年6月4日(火)
ノート ジェームスタウン財団というところの「テロリズムウォッチ」から。軍政は、1027の衝撃をなんとか耐え抜いた、という内容。「亡命政権と少数民族グループに共通の敵はあるが、共有する未来の枠組みはない。」「少数民族グループは大躍進したが、そのために大きな犠牲を払っていて、支配地域の住民には厭戦気分があり、これ以上の戦線の拡大は難しい」云々とある。
Wikiに寄れば、ジェームスタウン財団は、1980年代、ソ連からの亡命者を支援する目的で作られた組織らしい。その財団が、研究者を抱えて、こういう報告書を定期的に出している。ゴリゴリの反共組織だったのだろうが、かつての共産主義国が軒並み「単なる人権無視の権威主義国家」になってしまった今では、攻撃対象を変えずに、すんなり「人権団体」に移行できているようだ。
2024年6月5日(水)
自分の中で和楽器バンドのブームは去ったが、たまに聴くとやっぱり良い。「フォニイ」は有名なボーカロイド曲でありカバーが幾つもあるが、やはり鈴華ゆう子さんが歌ったバージョンが一番いいと思う。
ボカロの歌詞は「メチャクチャだあ」と思うことも多いが、少なくとも、言いたい事は、ちゃんと激しく詰まっている感じがする。「ああああー川の流れによーにー」みたいに、沖縄の曲からパクって、適当にキレイキレイなフレーズを繋げただけの、スカスカした歌詞よりは数段よい。
ひょっとして、ボカロは日本の歌謡曲の「骨粗鬆症化」を救った救世主なのではないか(笑) 少なくとも自分は、「ああーあああ川のー流れのおおお」の酷さに呆れて日本の歌謡曲を聞かなくなり、ボカロ曲のカバーから出発した「和楽器バンド」(千本桜!)くらいからまた聴き始めた。タイムラグがあって、人気のピークが過ぎた頃にファンになったのだが。
それにしても「和楽器バンド」のYouTube公式に登録者が40万人しかいない事が信じられない。東京オリンピックの開会式にこのバンドを使っていれば、あれほどの酷評を受けることはなかったろうに。返す返すも残念。
2024年6月日(木)
誰かがこんな狂歌を詠んでました。
ショーヘーにイッペー喰わせ水腹の
アッスホールはイッヘーと泣く
「刑務所で空き腹抱えてカマでも掘られてろ、このけつ穴やろうが!」と言う意味のようです。
自分の歌はもっと率直、
ギャンブルで10億するならオレにくれ
20245年6月7日(金)
美味そうだし、家族でやってる雰囲気だからそんなに高くなさそう。しかし、店名を書かないの何故だろう。コメントで店の名前が出てきたら報告します。
追記 コメントを読むと高いという指摘が目につく。それに反論する人は、エビと春雨の土瓶蒸し、スズキの甘ダレ掛け、海鮮トムヤム、など3、4品注文して、1000バーツで二人でお腹いっぱい食べられた、とコメントしていた。店側の人かもしれない。ちなみに、映像に出てくる大きなエビは、一尾、760バーツ。これは確かに高い。他、高い割には食器が粗末・・・などという批判もあった。トンブリ側にある店のよう。円安だし、この感じの店でこの値段だと、もうバンコクに「安い!」と唸らせるような店はないのではないか。ま、もちろん、懐具合と金銭感覚により、感じ方は違うだろうが。
2024年6月8日(土)
ノート 宣伝できるような実績が自国に何もないのだから、彼の国にとって、これがとりうる最善の手段なのかも。(あ、核があるか)しかしまあ・・・恥ずかしくないのか。大谷翔平が激怒するだろうが、大谷理論では、こういう事をする人間はジリビンになるのだから、おぼっちゃま君も気をつけた方がいいと思う。
しかし、ああいう血筋だけの人間が社会主義絶対王政の君主に君臨し、かつ統治して、異論をいっさい許さないのだから、戦前の天皇制より酷い。救いは対外膨張する国力がまだないことと、支配者一族が自分達の権力維持しか頭にないことだろう。最近では統一の建前さえ揺らぎ始めているようだ。
ここで一首、
革命の天才的頭脳が閃いて
主体的な尻の穴が糞をひる 万斛
革命的頭脳の糞尿は最高機密だろうから、おそらく実際の革命的排泄物は下々の者の革命への献身の成果だろう。素晴らしい!この主体革命の汲み取り便所的分業論!
しかし、非革命的な社会常識は・・・
ゴミは(本当の)ゴミ箱に捨てましょう では太
となると、風船が逆戻りするのではないか。
以下、One Championship のライブサイト。埋め込みはできない設定のようだ。
野扖が負けたか。残念!でも、多分、5ラウンドなら倒してたな。ワンチャンピオンシップ、なんと朝7時からやっている。場所はムアントンタニアリーナ。メインがいいので、多分、満員だろう。ロッタンは無茶苦茶体重オーバーしたが、相手に賠償金を払って試合をする。結婚してたがが緩んだか。野扖の試合までは、ワンチャンピオンシップの公式YouTubeで無料で見れたが、これは、メイン以外のカードだけかも。あるいは、国内のみという可能性もある。
追記 メインの試合もライブで見れている。
2024年6月9日(日)
□ちょっと見る気になれない映画
まず「遠野物語」の朗読、素人が気分を出して読んでいるのは、気持ち悪くて聞けないが、これは比較的淡々と詠んでいるし、文章を動画にしてくれているので便利。二倍速くらいで眠る時に聴くのに丁度いい。
久しぶりに読むと(聴くと)、3面記事的な生臭い話しも結構あるのに驚く。「山の人生」の子殺しの話しは有名だが、ここでは村で起こった母親殺しの話しが出てくる。犯人は狂人と見做され釈放されて、今でも村で暮らしている、という結びの一節に驚いた。近代法の責任能力の原則は明治時代でも既に守られていたのだ。
牧歌的な怪談話の合間に、血生臭い話しが突然出てくるのに驚かされるが、そういう話でも聞いていると、うっとりするような、ぼーっとするような気分になるのが不思議。神隠し体質かも(笑) 最近、遠野物語のこういうダークな部分にインスパイアされた映画が作られたらしいが、悪趣味というものでしょう。下が予告のアドレス。
ヤマメではなく、ヤマオンナと読むのかな。予告を見る限り、妙に現代的でウェットで、神話的要素も少しはある今村昌平の「楢山節考」の方がずっと乾いていて、文化人類学的に面白く見れそうだ。多分、見ないだろう。
2024年6月11日(火)
ノート この人の選挙分析は面白い。新聞やテレビの情勢調査の表現を分類、評価して、当落予想に使い始めたのは、この人が初めてではないか。(経験的には、殆どの人が前から知っていた事ではあるが)例えば、新聞が「先行する」と表現した場合は、何パーセントくらい離れているとか、表現のニュアンスから予測するのである。ニュアンスと言っても、報道機関が気分で決めるわけではなく、「このくらいの数字ならこの表現」というような内部的な決め事は当然あるだろう。
もっとも、比較的正確な日本の情勢調査でも外す事はあり、前回の総選挙では、「出口調査」の段階で盛大に外している。(選挙当日の夜には、政治評論家が自民党の敗因分析をやっていた)イギリスなどは相当にいい加減で、毎回と言っていいほど外している。さすがに今回くらい支持率が離れていると、労働党の勝利は揺るがないだろうが。
さて、都知事選の予想だが、主要候補二人とも賞味期限切れの、脛に傷持つ候補で、投票率はあがらず組織票が効いて現職が余裕で勝つのではないか。最初の世論調査で「現職が先行」と出れば、それなりの差がついているということで、そのまま逃げ切ると思う。現職は、トランプ的な「テフロンドン」の趣があり、面の皮が異常に厚くスキャンダルに強い。対抗馬は、無理して「正義派」のイキリ顔を作っている感があるから批判に弱いだろう。追い上げきれないのではないか。
ついでに言っておくと、自分は選挙の情勢調査はどんどんやった方がいいと思うほうだ。そういうデータがないと、特定の支持政党がない浮動票層は、戦略的投票ができないではないか。アンダードック効果もバンドワゴン効果もあっていい。確固とした政治的主張、ましてや支持政党など持ちようがない時代なのだから、右顧左眄、トミコーミしながら決めるしかないのだ。棄権ももちろん選択肢の一つであり、棄権者(投票率)が選挙結果を左右することは、極めて健全で、民主的な現象だと思う。
だって、権威主義国家の「選挙」だと棄権者なんかそんなにいないでしょう。「棄権」はお上に対する反抗だと見做されるわけだから。
※今、思いついたが、この人が次にやる事は、例えば、ある報道機関が「先行する」と書いた時の当選確率はどれくらいとか、「盤石」と書いた時の「20時当確率は」とか、具体的に成績を数字で出していくことだろう。
2024年6月12日(水)
ミヤワディ近郊のアジアハイウェイを巡る攻防では、KNLA側が少し押され始めたかもしれない。軍政側に戻ったカレンBGF が「攻撃ポイントを教えている」とこの記事は書いている。「革命勢力」側の損害は殆ど報道されないのでよくわからないが、相当程度、消耗しているに違いないのである。
ノート ADOの新曲。それなりに評判はいいが、自分などには、ADOの圧倒的な高音地声が聴けないのが物足りない。それと歌詞、特にサビの歌詞が陳腐。「あなたと私、煌めく街角で会えたら」には「星降る街角かい!」とチャチャを入れたくなった(笑) 演歌の歌詞ならよいが、ADOの歌う歌としては拍子抜けするほどストレート、ありきたりなのだ。
このリアクション投稿を引用したのは、日本語の歌を聞く時の聞き方が面白かったから。この男性ユーチュバーは、外国のADOファンの中でも比較的歌詞にこだわる人なのだが、翻訳テロップがついているのに、曲をまず聞いてから戻って歌詞を読んでいる。こうしたリアクション投稿はファーストインプレッションを撮るのが原則だが、こういう聞き方は、テレビやラジオで最初に聞いていた頃はできなかったのである。
この歌の歌詞で自分が少しいいと思ったのは、「あなたの見ているすべてが欲しい」という部分だが、この人も、翻訳を読み上げる中で、I want everything that you look at を2回繰り返し、holy(?かな)と小さく呟いていた。翻訳で失われる部分ももちろんあるが、伝わるものは伝わるのだ。海外で日本語の歌が、「日本語のままで」少しは受けいれられるようになったのには、こういう理由もあるのかも知れない。
しかし、こういうことも、外国語字幕がないと始まらないわけで、The First Take が海外のYouTubeでよく取り上げられるのも、一発勝負のコンセプトが面白いという他に、マメに英語字幕をつけているからだろう。だから、ADOのライブ映像にも翻訳テロップをつけた方がいいと思う。海外での受け入れられ方が間違いなくずいぶん違ってくる。最近は、AIの進化により自動翻訳の精度が格段に上がったのだから、翻訳テロップをつけないサイト制作者は怠慢の誹りを免れないだろう。
2024年6月13日(木)
ノート 現地からのリポート。雨季入りし、アジアハイウェイを巡る攻防は膠着状態に入ったようだ。天候不順で頼みの綱の空からのサポートが思うようにいかないことが、軍政側には痛いらしい。当面は、漁夫の利をえた違法カジノ軍閥が、ミヤワディをコントロールするということか。そういう意味では、彼らは、軍政に完全に勝ってもらっても困るわけだ。
これ、もう7、8年前に作ったものだが、今、見ると、今年5歳になる孫が、まさしくこういう感じなのだ。母親や婆さんに言われたことを、そのまま自分に口移しで言ってくる。自分は、この絵の猫の役回りなのだ。
余談、というか、こっちが本題。自分のブログサイト(アジア日誌)にもこの歌を載せたのだが、そのブログ投稿をここに転載すると、投稿規程に引っかかってすぐ削除となった。メタのサイトを、他社のサイトにある自分の投稿の宣伝に使ったと見做されたようだ。タイの新聞サイトが、フェイスブックの本文から記事を直接リンクさせずに、コメント欄から飛ぶようにしている理由がようやくわかった。なんでこんな面倒なことを・・・とずっと思っていたのだ。
みなさんもお気をつけ下さい。削除された理由がわからないままに何度も同じことを繰り返すと、バンされることもあるようですよ。
2024年6月15日(土)
ノート 多分、この記事が書くような展開になるのではないか。都民でもないし、どちらが勝ってもいいようなものだが、選挙ウォッチが趣味なので。
現職の学歴詐称の件だが、やはり、大学がお墨付きを出しているのが大きい。今、亡命中のタイ初の女性首相は、あるアメリカ南部の大学を卒業したことになっているのだが、彼女の英語を聞くと、とてもアメリカの大学を自力で卒業できたとは思えない。(ダボスの分科会か何かで急に発言を求められ、大慌てでごまかしている音声をきいたことがある)でも、なんらかの方法で大学を「卒業」することはできるのだ。都知事の場合も同じことで、「卒業証明書を偽造した」というような所までやっていないければ、「卒業していない」ことを証拠だてることはできないだろう。側近の告発も、今となっては、対抗馬が立候補する布石だったのではないかと思えてくる。そうなると、やっぱり少し白けてしまう。
2024年6月17日(月)
産経新聞記事から。赤根智子国際司法裁判所所長の発言。
ーーICC検察官がイスラエル首相とパレスチナ武装勢力指導者に逮捕状を請求し、米国が反発している。テロリストと民主国家の首脳を同列に置くなという主張に対しては
「刑事司法に対して、的外れな主張であるというほかはない。逮捕状を出すかどうかは、3人の担当裁判官が、事実と証拠だけをもとに判断する。ICCは裁判を通じて正義を実現するのが仕事。政治的な判断をすれば、自ら司法の役割を否定することになる」
すばらしい!権柄づくの国連政治は安全保障理事会でやってればいいのだ。ICCの役割はまたべつにある。そして、この言葉をどこかの国の裁判官に聞かせたい。ま、彼等は、「裁判官」というよりも「判決屋」だが。
都知事選のニュースを見ていたら、やはり、あの歌のような感想になりますなあ。「おまえらみーんなほげたらだ、ほげほげたらたらほげたらポーン!・・・じゃなくて、それロン、レンホー」(笑)
おー、若い世代に同好の士がいました(笑)
サビの部分(サビなのかブリッジなのか、転調するところ)の終わり以外はすごくいいと思う。この歌が三番まであることを初めて知った。(アニメのOPは時間の制約から一番と三番を歌っていたのだ)欲を言えば、ADOにこの歌を歌ってみてもらいたい。擬音が歌詞の半分以上を占める歌というのは珍しいのではないか?作詞者は、日本のテレビアニメ創成期に大貢献したレジェンドプロデューサーらしい。鈴木良武というかた。
2024年6月19日(水)
都知事選。公示前に既に差が開きつつあるようだ。クイズダービー風に言えば(古い!)、「一巡目でほげたらポンをされレンホー上がれず大差の二着になる」に2000点、といったところか。
2024年6月21日(金)
ノート 現職の出馬表明以降、2位との差は開いたようだ。「事前運動」の効果は早くも失われた感じ。
最近よく思うのは左翼とリベラルの違い。リベラルはまずフェアーであることを考え、左翼はイデオロギー上のゴールを重視する。リベラルは政治目的を達成する上でもフェアーでありたいと考えるが、左翼は「目的は手段を浄化する」と考える。別に、小池百合子がリベラルだと言っているわけではない、念のため(笑)
ノート 飯山あかりによれば、小池百合子のアラビア語は、タモリの四カ国対抗マージャレベル?マジかい!さすがにそれは言い過ぎだろう。
小池百合子がアラビア語でインタビューする動画を自分のXでアップしたそうだが、飯山あかりによれば、小池は、アラブ語の基本的な読みかたを知らず、電話相手の名前を間違って呼びかけていたのだという。なせか。名前をアラビア文字ではなくカタカナ表記で読んでいるから・・・なのだそうだ。なるほど、それは、ちょっと酷い。
以前、タクシン・シナワット元首相の名前を、欧米人が、タクシン・シナワトラと呼んでいた。タイ文字には発音しない文字、黙字というヤツがあるのだが、ある時期まで、欧米の新聞は、英語表記でRにあたる末尾の黙字を、名前の英語スペル表記に付け加えていたのである。タイの大学で勉強していた人で、英語表記を真に受けて、タクシン本人に「シナワトラさん」と呼びかける人はいない。
日本人には、外国語で話す聞くは苦手でも、頑張れば卒業論文くらいなら書ける、という人は結構いるだろう。好意的に見れば、都知事も、そういうタイプの一人かもしれないが、それができる程度の語学力があれば、さすがにこういう間違いはあり得ないのである。要するに、これは、英語圏の大学に行っているのに、Yes, I know を、イエス、アイ、クノウ、と発音するのと、そんなに変わらないレベルのことなのだ。
2024年6月22日(土)
小池百合子、Xにアップしたアラビア語動画を引っ込めたのだそうだ(笑) 引っ込めたら、アラビア語ができないことを認めたようもんだろう。しかし、飯山あかりの破壊力はすごい。というか、飯山さんが言っているように、今まで、この程度の事が、検証されなかった事が異常なのだ。なんか、ジャニーズの一件と同じ匂いを感じる。
しかし、結局のところ、都知事選は小池百合子が勝つだろう。学歴詐称問題のポイントは、小池のアラビア語の巧拙ではなく「卒業したかどうか」であって、この点は、カイロ大学のお墨付きが最終的
2024年6月23日(日)
ノート ホリエモンの選挙予想は結構当たっていたような気がする。自分は、昔から顔を知っている清水国明に頑張ってほしい。しかし、今の人は「赤とんぼ、羽を取ったら油虫」なんて知らないだろう。
ホリエモンの言う「テレビの影響力低下」というのは、東京選挙区の補欠選挙でも感じた。テレビで露出していれば、選挙で勝てるという時代ではなくなっているらしい。あの補選で、テレビ有名人と言えるのは「五体不満足」の人だけだったが、供託金没収スレスレの惨敗だったという。
今月21日に期日前投票が始まった、石丸という人がトップに立ったという渋谷、港区でのデーターが、期日前投票を基にしたものなら、結構信憑性があると思う。この人が一桁台と出ている「自民党の調査」なるものは公示前のものだから、普通の世論調査より信頼がおける期日前投票のデータが含まれていないわけだ。
ノート やっぱりね、という感じ。「カラス」を聞いてすぐこの歌を連想した。圧倒的に影響されている。「カラス」はリストカットのくだりが出てきたところでちょっと興醒めたが、この人のほうが歌はうまい。しかし、中島みゆきにあった浪漫的な所がこの人にはないのは、時代の違いだろうか。(裏テーマとしての社会変革への希望・・・みたいな匂わせが全然ないのだ。ただただ不幸)「カラス」は、新聞記者が社会問題について書いた文章を読んでそのまま歌詞にしたみたい。稚拙だけど、この人自身にはいろんな事があったんだろうな、という印象を受ける。歌詞がベタで、キョーヨーを感じさせない分、リアルサバイバーが作ったリアル感があるように思った。
カラス
ノート 都知事選情勢調査、各社、小池知事が先行と報じている。と言っても、同じ調査を使って独自調査を加味している場合も多いようだから、似てくるのも当たり前なのだが。単独で調査しているのは、朝日、読売、NHKくらいではないか?NHKは選挙日前に情勢調査を出さないが、その分、確定を他より早く出すのに命をかけている。今回は、各社横並びで20時に確定を出しそうなので、やる気が出ないのではないか。
選挙ウォッチが趣味の自分としては、今回、朝日もTBSも「ネット調査によると」としているのが目を引いた。(ということは期日前の出口調査はまだやっていないわけだ)最近の傾向として、高齢者の野党支持層はネット情報よりマスコミに依存する傾向があるようだが、その辺りのバイアス補正メソッドは確立されているのだろうか?まあ、そうでなければ、紙面に堂々と載せないだろうけど。
TBSの調査結果によれば(朝日は石丸氏は苦戦としている)、二位争いの方が面白くなりそうな印象。石丸という人が嫌いで、蓮舫さんの方がまだいいと思う人は、積極的支持者でなくとも「二位にするために」(笑)蓮舫さんに投票してもいい。半分冗談だが、浮動層が、そういう投票の仕方もできるのが情勢調査を公表する公益だと思う。
※インターネット調査はお金がかからないようなら、今は、各社独自にデータをとっているのかもしれない。
2024年6月25日(火)
渋谷へ行けば会える蓮舫さん。 八丈島まで行かなければ会えない小池さん。
明らかに足を引っ張っている。蓮舫さんは選挙民を常時相手にしている政治家だから、さすがにこういう事を言う神経はないだろう。しかし、イヤだねえ、元小権力者のせこいルサンチマンは。ホゲホゲタラタラ、ほげたらポーン(笑) 結局、自分が勝って、溜飲を下げたいだけなんじゃないの。
2024年6月26日(水)
【園児に暴行か】「イライラしていた」 保育士を逮捕 保護者…“悪い印象なかった”
東京・世田谷区の認可保育園で、園児の髪を引っ張るなどの暴行を加えたとして、保育士の女が逮捕されました。この保育園に子どもを通わせる保護者は、私たちの取材に、「虐待するような悪い印象はなかった」と話しま...
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この程度の事で、将来のある若い人の顔を晒して、社会的に抹殺する必要が果たしてあるのか?親が問題にするのは仕方ないにしても、昔なら、親と学校の年長の人が話し合って、若い人に反省を促し、穏便に済ませた程度の話ではないか。タイでは今、容疑者の顔はすべてモザイク処理である。一律にそうすることで矛盾を感じる事もあるので、事の軽重をメディアの側が判断して対処すべきだと思う。あるいは、この人には相当な余罪があるからかもしれないが、この事件に限らず、最近、そう思わせられるような報道が多い。一過性だった昔のテレビと違って、ネットは長く残るから余計にそう思う。
蓮舫「2位もダメで3位転落の危機」都知事選…石丸猛追「国政の代理戦争など馬鹿げたマネは是非やめてもらいたい」(みんかぶマガジン) - Yahoo!ニュース
7月7日投開票の東京都知事選は、政党やマスメディアによる情勢調査で現職の小池百合子都知事のリードが伝えられている。高い知名度に加え、2期8年の実績を掲げる小池氏の優位は予想通りとの声が多いのだが、
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ノート やっぱり、2位争いに注目が移りつつある感じ。序盤情勢の各社調査によると、無党派層(不動票層)の支持率で、蓮舫さんは石丸氏に負けているようだ。共産党の組織票があるから、流石に逆転はないだろうが、2、3位の差は、思ったより僅差になるのではないか。2、3位が痛み分けということは、それだけ一位との差が開くわけで、現職は「安定した戦い」ということになると思う。
しかし、朝日新聞が「石丸氏は苦戦」としているのが、ちょっと気になる。朝日もTBSと同じくインターネット調査だが、選挙報道における朝日新聞の調査能力は、NHKと並んで他を圧しているから、こっちが正しいという可能性はある。確か、前回の総選挙でも、他社が自民党の劣勢を伝える中、朝日新聞だけが、比較的正確に結果を予想していたと思う。色々勘ぐる人がいるが、政治的スタンスは別に関係がないのだ。