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不定期テレビ日記〜2024年3月

akiyamabkk



2024年3月1日(金)


大谷翔平の相手、田中真美子で確定ではないか。これだけネットで騒がれて、違っていれば、違うと一言、言うだろうに。インスタを閉じたと言っても、友人のSNSを通じたりだったりとか、方法はいくらでもある。メディアの報道でないから無視しているにしては、騒ぎが大きくなりすぎているような・・・しかし、珍しく、大谷にしてはクレバーじゃない対応をしていると思う。これじゃ、奥さんは大谷と一緒に外も歩けないだろう。ずっと部屋に閉じ込めているわけにもいかんし、奥さん同伴の場なんかどうするのか?メディアの報道を完全にコントロールできると思っているとしたら、大谷はちょっと感覚が狂い始めているのではないか。


パパラッチよしっかりせえと背中つく では太

500億の籠の鳥飼うマニアタニ 万斛




ノート 歌詞は一言も聞き取れないが、聞いていて心地よいし、楽しい。この感覚が分かっていれば、半世紀前から、もっと外国の音楽を聴いていたことだろう。しかし、その事を、日本人の日本語の歌で分からされるとは!和楽器バンド、ADO、そしてこの Creepy Nuts 。一発で好きになった。おかしいと思われるかもしれないが、この歌、ちょっと、ロシア民謡のような懐かしい感じもあるのである。



2024年3月2日(土)



ノート いやーっ、やっぱアドは天才。この歌をピアノ伴奏でなんて、アカペラで歌っているようなもんでしょう。それで、この完成度。


この二人、多分兄弟で、メガネをかけた方がラッパーという触れ込みである。こういう人たちと一緒に歌を聞けば、多少は、孤独も和らぐというものだろう。「アドを語り合う人がいない」という孤独である(笑) おそらく、リアクションユーチューバーの社会的役割というのは、そのあたりにあり、だから、再生数を稼ぐためにも、決して悪口を言ったり、気乗りしない様子を見せたりしてはならないのである。この人たちは、そのへんをよく心得ていて、絶賛一本道、ノリも、声も、滑舌も、体の動きも、全て素晴らしく、ファンの「賞賛欲求」を満足させてくれる。アドに関しては、この人たちも、マジでファンだろうから、言ってみれば「たくまざるプロ」なのである。うるさいのが玉に瑕だが、これは、まあ、仕方ない。


ところで、このピアノ伴奏を聴いて、シューベルトの歌曲「魔王」を思い出した(笑)



2024年3月2日(日)

ノート しかし、まあ、ネットって本当に、確信犯的にいい加減だな。知ってたけど(笑) 田中真美子が結婚報道を「否定した」という投稿が目立つようだが、あれは、別のバスケ選手のツィート。知ってて見出しで釣るんだからタチが悪い。もし、本人が否定したら、真っ先に大手メディアが報じるだろう。結婚相手を憶測する事を真面目な顔で批判する人がいるが、ゴシップはジャーナリズムの華であるし、彼らの本音は多分これである。


内心は「しっかりせえよパパラッチ」 では太


おめでたい事だし、別に、いいんじゃないの。大谷がたとえば、人類を救う画期的な研究をやっている人だったら、少しでも仕事の妨げになっては困るけど、ベースボールなんか、古今亭志ん生的に言えば、「無くても無くてもいいもの」なんだから、悪趣味にならない程度に楽しめばいいのである。「妊娠中」などと書くのは行き過ぎだが、隠せば知りたがるというのが人情だろう。少なくとも、自分はそう。


おそらく大谷翔平には、メディア指南役がいて、「ニュースサイクル」みたいな事も理解した上で、報道が加熱しないように分散させる狙いでやっているのではないか。ナンバーのインタビューを読んで、そう思った。しかし、さすがの大谷もネット上の流言まではコントロールできない。田中真美子でなくても、遠くない時期に、相手が誰かハッキリさせる事になるのではないか。しかし、やはり、田中真美子から否定の一言が未だにないのがなんとも不自然。本当に、一言で済む話しなのだから。


以下はナンバーのインタビュー





2024年3月3日(日)


ノート さすがにこれは、田中真美子で決まりだろう。大谷翔平は「また、根も葉もない話を」とせせら笑いながら放っておいて構わないとしても、田中がここまで来て否定しないのは、さすがにおかしい。つまり、「根も葉もない話ではない」ということではないか。



2024年3月4日(月)



「名門道場で空手」「交際は約2年」大谷翔平を射止めた“日本人女性”の素顔(週刊女性プライムより)


ノート 田中真美子説、火付け役のポストセブン以外も書き始めた。知人の証言も出ているから、もう間違いないだろう。大体、ユニバーシアード代表になり、実業団のトップリーグで活躍していたスポーツウーマンを世の中から隠せるはずがないではないか。隠すことは、その人のそれまでの人生を否定することであり、女性の社会的人格を認めない行為と見なされるだろう。松井や上原も、奥さんの素性を明かさなかったそうだが、彼らの配偶者は一般人だったし、大谷翔平はもはやMLBの顔なのだから、そんなことが許されるはずはない。


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と、映画「コレクター」っぽい(とは、言い過ぎだが)、異様な印象になってしまうのである。ネット民の執拗な追求によって、既に周知のこととなりつつあるし、何らかの形で正式に発表することなるのではないか。インスタグラムでツーショット写真を出すとか




2024年3月7日(火)



《電撃婚》ドジャース・大谷翔平(29)“アスリート妻”は大谷のピンチに渡米していた《右肘の怪我が判明する直前、ロサンゼルスに…》


ノート 文春も田中真美子の線で書き始めた。これから、一応匿名で、色んなディーテイルが出てくるんだろうな。みんな、Aさん=田中真美子で読んでいるんだから、名前を隠すことの意味はないんだが、取材にゴーサインを出した形になるのが嫌なんだろう。匿名の方が、メディアはいい加減な事を書きやすいような気もするが。ネット民は、もうとうから、実名で、いい加減な事を書き散らしているが、これは止めようがない。


ネットの飛ばし記事、釣り記事には、テンプレートがあって、こういう表現があると、アクセス稼ぎのデマ記事、というのがわかる。例えば、「〜に涙が止まらない」とか「〜に驚きを隠せない」とかの定型表現。デマ記事でなければ、他の記事をパクったコピペ記事である。とにかく早く出して、アクセス、再生数を稼ぐ事が目的だから、表現などに拘る意味がないのである。


大谷翔平の結婚騒動では、この種のサンプルがたくさん集められた。かといって、ネットの情報が全て間違っているわけでもなく、ネット民の、集合知というか、集団的行動が、真相を炙りだす事もあるのである。今回は、ネットで集中豪雨的に書かれた側が、「誤情報を否定しない事」があまりにも不自然で、それが、結果的に「誤情報ではない事」を裏付ける結果となった。


記事の一つひとつは、所詮は、メディア記事のお手軽な焼き直しか、そうでないならば確信犯的な下手な嘘、妄想(取材源がないのだから、目新しい事を書こうとすればそうなる)なのだが、それが集合的に作用すると、瓢箪から駒が出ることもあるということだろう。そういう意味で、今回の「騒動」は面白かった。おめでたいことで、騒動ではないが、ネットは騒然となっていたのである。




2024年3月15日(金)



ノート 予想通りまずインスタ写真で公開(笑) 段階を踏んで情報を出すことで、日米メディアの集中豪雨的取材は一応回避できたよう。問題は韓国のメディアだが、これは、日本のメディア以上に、猪突猛進、常識外れなところがある人達なのである。自国のヒーローではないから、なおさらだろう。


しかし、この期に及んで、日本のテレビのカマトト報道は笑える。奥さんの名前を報じる時にアメリカの三大ネットワークを引用しているのだ。田中真美子にとうから決まっているではないか。ジャニーズの時も思ったが、日本のメディアほど骨の無いメディアは少ないと思う。タイよりは少しましだが。



ノート ソウルのホテルに到着した時点で、田中真美子を、まだ「妻と見られる女性」などとやってる。情けないし、まことに滑稽。もう裏どり取材は済んでいるはずではないのか。こういう時は、メディアが自らの取材と判断に基づいて断定していいのですよ。アメリカや他の海外メディアがやっているように・・・。もちろん矜持はないのである。ただただ大谷の不興をかうことが怖いのだ。


それから、メディアの言葉遣いがポリコレ的に不自然。普通は「奥様」というところを「妻」に統一している。「奥様」は「ご主人」に対応する言葉だからだろうが、アナウンサーも言いにくそう。普通の日本人の語感からすると、ちょっと失礼な言い方に感じられるのである。 




2024年3月16日(土)


ノート まだ「妻と見られる女性」などとやってる。まことに滑稽。もう裏どり取材は済んでいるはずではないのか。こういう時は、メディアが自らの取材と判断に基づいて断定していいのではないか。アメリカや他の海外メディアがやっているように・・・。もちろん矜持はないのである。ただただ大谷の不興をかうことが怖いのだ。


それから、メディアの言葉遣いがポリコレ的に不自然。普通は「奥様」というところを「妻」に統一している。「奥様」は「ご主人」に対応する言葉で男尊女卑のイメージがあるからだろうが、アナウンサーも言いにくそう。普通の日本人の語感からすると、ちょっと失礼な言い方に感じられるのである。



北タイの名物料理カオソーイ。かた焼きそばと幅広中華麺の両方に、甘辛いカレースープをかけて食べる。通常、鶏の骨付き肉がドーンと入っていてメインディッシュの存在感。 65バーツにしては持ち帰り包装が良すぎて、この物価高の折から、採算がとれるのかと心配になる。 味も悪くないので、潰れて欲しくない店なのだ。




2024年3月17日(日)




ノート バンコク公演の後、ADOがタイのユーチューバー(バンコク公演のリポートを上げていたパッタイさん)としたインタビュー。冒頭にカオソーイと言っているのは、先に紹介した北タイのカレーソバ&カタ焼きそばのこと。さすがにイントネーションが完璧である。音痴(自分)に声調言語は向かないという私の持論が、陰画的に証明されたかたちだ。まあ、音痴に向いているのは日本語だけかもしれないが。


今回の海外ツアーでは、各国で、こうやってチューバーを一人選んでリモートインタビューを受けることにしているようだ。香港でもやっているのを見たし、マレーシアでもやってると思う。その人選が、ギリギリのインフルーエンサーというか、普通のお宅ユーチューバーなのである。登録者数で選んだりしていない。この辺り、徹底しているし、受けごたえの生真面目さにも100%好感が持てる。


「うっせえな」の、自分の生真面目さにうんざりして爆発寸前の優等生はADOその人なのかもしれない。歌ではもう爆発しているではないか、と言うかもしれないが、あの歌は「爆発している」というより「発散している」という感じなのである。




2024年3月18日(月)


ノート 大谷妻への日本メディアの集中豪雨的取材が始まったようだ。スタジアムで応援する顔を抜くくらいは仕方ないが、24時間、外に出ている時は、ずっと狙っている感じ。もういいんじゃないの。これじゃ、鼻くそもほじれないし、鼻を触っただけで、「ハナクソヲホジッタ」と書かれる不安を感じるだろう。大きな圧力の前には(大谷の場合は、その存在と経済的効果のたくまざる圧力)滑稽なほど萎縮するくせに、いざ解禁となったら限度をわきまえず殺到する。なんだか見苦しい。




2024年3月19日(火)


ノート ベトナムの現在。単なる、人権無視の権威主義国家だろう。「開発独裁」である分だけ、北朝鮮やミャンマーのような、経済発展さえさせられない無能な純独裁国家よりマシだが。アメリカ帝国主義国家と戦ったからいい国になるとは限らない。戦わなかった韓国や台湾は、経済的に発展した民主主義国家となった。


最近になって、「RFAはいい仕事している」と思うようになった。今や、アジアの権威主義国家における反体制派の希望の灯火といったところだろう。ベトナムの人権弾圧など主要メディアでは、ほとんどニュースになることはない。


中国の台頭によって、権威主義国家の為政者達は、内外からの民主化圧力をやり過ごす事がより容易になったと思う。タイの黄色シャツリーダーたちも、ある時期から、中国モデルの職業代表制議会の導入を唱えだした。普通選挙では勝てない事が分かっていたから。


言葉だけなら、そんなものでも民主主義と呼ぶ事はできる。朝鮮民主主義人民共和国のように(笑) しかし、まあ、これほど現実と乖離した国名はない。民主主義でも、人民の国でもなく、実像を見れば共和制ですらないのである。


ベトナムはその点正直で、ベトナム社会主義共和国。社会主義国であり共和制であることは間違いない。ちなみに、黄色者グループの正式名称は、「民主主義のための国民連合」である。こちらは正直とは言えないし、北朝鮮方式とも言えるだろう。




2024年3月21日(木)


ノート 水原一平ショックからなかなか立ち直れないが、もうこれは推移を見守るしかない。大谷が引退を余儀なくされるような事態は避けられそうだが、一平氏の証言が1日で180度変わってしまっているのが少し気になる。結婚相手の件では、アクセス数稼ぎのためにYouTubeで飛ばし記事を書くのもご愛嬌だったが、この件でそれをする連中には「このバカが!」と率直に思ってしまう。こういう時は、天才ADOの歌でも聴いて気分変えるしかないようだ。



2024年3月22日(金)


ノート ADO、ロンドン公演も大成功だったよう。むかし、日本人が、英語がよくわからないのに、洋楽に夢中になった、その逆のことが今起きていることに驚かされる。ヨーロッパのADOオタク。連中はマジだ。アジアよりも、ボルテージが高いのではないか。しかし、ライブ映像の切れ切れの声からでもわかる圧倒的歌唱力。これは感動するだろう。「愛して、愛して、愛して」なんか、常識で考えると、ライブで歌える歌ではないのだが、歌っているのである。


ADOのニューヨーク公演では、携帯の使用禁止を徹底させるために、Yondor Pouch なるものに携帯を収納させるらしい。元々、子供が学校に携帯を持ち込む時、授業中に使わせないために使用するものだという。携帯で撮っているところを見つかったら即退場とも書いてある。ADOの顔を撮らせないために厳重にやるのだろうが、ロンドン公演では、誰もこの規則を破る人はいなかった、と公演をレポートした英国人が驚いていた。確かに、今まで、オフィシャル以外のコンサート映像を見た事がない。




調べて見ると、Yondr pouch に携帯を入れると自動的にロックされ、ロビーまで行って解除器をタップしないと袋が開かない仕組みになっているようだ。日本のコンサートでも一般的に使われているのだろうか。





2024年3月26日(火)



これは大谷は完全に白だろう。安心した。弁護士の作った声明文を読み上げるのではなく、自分の言葉で話したこともよかった。つまり、声明文読み上げは誤報だったのであり、メディアは訂正すべきだろう。この二つのことの印象は随分ちがうのである。まず、自分で話しておいて、後は、球団と弁護士に任せればよい。質疑応答と撮影を禁止したのも正解だった。大谷が知っている事実がこれだけだとしたら、これ以上話せることはないわけで、無理してメディアのショーにつきあう必要もない。


ノート 会見について、「どうやって大谷が知らないうちに送金できたのか、説明できていない」という批判があるようだが、捜査が進行中なのに、犯行の手口を大谷が推測でしゃべれるハズはないだろう。その辺はアメリカの記者も理解しているはずで、彼らは、クリアーにすべきポイントを指摘しているに過ぎないのだ。トランプ当選をあてた元NHKの逆張り記者が妙なことを言っているようだが、アメリカのメディアはむしろ大谷に同情的だと思う。大リーグ機構が、大谷も調査対象にしたのは、何かの予断があったからではなく、原則に基づいてやったことで、結果として大谷に clean bill of health を与えられれば、大谷にとっても、大リーグにとっても、その方が良いのである。もっともNHKの元記者の話は、YouTubeのサムネで見ただけなので、事実と異なるのかもしれない。




2024年3月28日(木)


ノート ひろゆきとかいう人が、大谷の一件について、またしても浅はかな批判をしているそうだが、送金について、もし自身が関わっていれば、捜査の過程で今後明らかになる可能性が極めて高いのだから、大谷が会見であのように断定するはずはないのだ。大谷は弁護士と相談して対処しているわけで、もし何らかの形で送金に関わっていれば、「会見で完全否定する」以外の次善の策をとっただろう。これが、日本の普通の大人の判断というものであって、あの人は、「日本の普通の大人」の平均的な判断力すら持ち合わせていないのに、自分が人より頭がいいと思っているのだから不思議だ。ちょっと痛い人なのである。痛い人=世の中の空気が読めない、もしくはあえて読まない人なら、私はそういう人が好きなのだが、ひろゆきという人は、世の中の空気には人一倍敏感な人のような気がする。思うに、この人は、他人の能力を低く見積もることで、自分が優秀だと思い込むタイプの人で、だから大谷についても、その程度のことも判断できない人だと考えるのではないか。



ノート ヒロユキ、への反論、というか、こういう事は、知っている人には常識的な話らしい。このヒロユキという人に良くあるのだが、自分の知らないテーマについて、自分の知っている少ない知識だけでヤリクリして、無理やり反論を組み上げようとするから、いつも珍妙な論理構成になるのだと思う。


ドジャースの球団幹部も、「もし送金に関与していたら、すぐ当局の捜査で明らかになる虚偽を、弁護士が大谷に言わせるハズがない」という意味の事をコメントしていた。やはり、これが常識的な見方なのだと思う。球団関係者のバイアスはあるけれども、メディアにも事を大きくしたいという、ある種職業本能的なバイアスがあるのだ。その割には、米メディアは大谷に好意的だと思うし、スポーツ記者に限っては大谷の味方言っていいのではないか。これは、業界のスターを傷つけたくないという、スポーツ記者のバイアス。




2024年3月29日(金)



これは、キチンと情報がある良質なYouTube 投稿。翻訳の労もとってくれている。後半のスポーツ記者のインタビューは、スポーツ記者に限らず、アメリカのメディア関係者の一般的な態度だろう。大谷翔平が潔白である事を望んでいても、クリアーにすべきポイントは指摘するのである。それが彼らの仕事だから。アメリカの記者にとっては、こういう言い方でさえ、随分、例外的な好意であって、普通はもっと中立的に語るものだと思う。もっともこれは、客観的に見て、大谷の潔白が証明される可能性が高いから、こういう言い方になるという面もある。捜査が進めば、水原通訳が、大谷に分からないように、送金する事が可能だった事が立証され、そうなれば、大谷と通訳の発言は基本的に一致するのだから、疑問のハサミようがない。一番困るのは、水原通訳が、刑期の長さに怖気付いて、再び証言を翻す事だが、これは今のところ、その兆候はないようだ。



アジア日誌から。何となく惰性で「Radio Free Asia は反共ラジオ」と思い込んでいたが、もはや「共産主義国家」などというものはこの世になく、あるのは「権威主義国家」とそれ以外だけなのですね。これは、そうなってもう随分経つのだが、なんとなく惰性で「反共メディア」=「政治宣伝に使われる信用できないメディア」とみなしてきた。しかし、個々の情報には有用なものが多く、最近「いい仕事している」と思うようになったのである。もう、ベトナム戦争終結から来年で50年も経つのだから、「ベトナム人民の英雄的な戦い」に免じて、彼の国を特別視する理由もないだろう、とも思う。



2024年3月31日



ノート 自分も同じ印象を受けた。この人は尋問のプロだから、一般人が漠然と感じることを、理路整然と説明してくれている。やはり、自分の言葉で話した事が大きかったようだが、それが、通訳を通して、アメリカの記者に伝わったかどうか・・・記者もそういう心証をとるプロだから、伝わっているとは思うが、日本人ほどには伝わらないかもしれない。この辺りも言葉の壁が大谷に不利に作用していると思う。アメリカ人は、言葉に苦労した経験があまりない連中だから、大谷が水原通訳にどれほど依存していたか、ピンとこないのではないか。


<了>

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