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不定期テレビ日記〜2023年04月

akiyamabkk

2023年4月1日(土)


ノート バンコクのアイコンサイアムでゴッホ展。昨日から。なるほどこういう見せ方があるのかと感心。オルセー美術館に行った時、人が多い上に、ゴッホのひまわりのキャンバスが小さくて、あんまり感動しなかった事思い出した。サムネールを見ている感じなのだ。その時、「学校の図書館で、本の匂いに包まれて、一人で画集のページをめくっていた時の方が良かったな」と思った。「バンコクに蘇るゴッホ デジタル美術展」高いお金を払って、実物を持ってくるだけが能じゃない。一度、行ってみるつもり。あまり混んでいない平日がいいだろう




2023年4月2日(日)


ノート One OK Rock の Fight the Night にウクライナの写真をつけてみたい気分。これだけ人が死ぬと、戦後教育を受けた日本人には耐え難いが、自分たちが見たくないから、ウクライナ人に闘うなとも言えんだろう。




2923年4月11日(火)


ノート ここ数ヶ月、ワンオクの歌ばかり聴いているが、不思議な事に、だいたい全ての曲が、聞いた途端に好きになる。私の耳は、音感の鈍い人間の常で、耳に馴染んだメロディーが好きなはずなのに。だから、どの曲が特に好きとも言いがたいのだが、頻度で言えば、この The Beginning を一番聞いていると思う。タカが歌舞伎役者のように目をぐりぐりさせるとこも好きだ。多分、ブルーハーツのボーカルの影響でだろう。


ワンオクの歌を表現する時に、キャッチーという言葉をよく耳にするが、これは、つまるところ、耳に馴染んだ、以前に聞いた事がある歌に類似したメロディーという意味ではないか。要するに、万人受けするキャッチーな歌には、常にパクリの要素がつきまとうものだ思う。The Beginning にしても、このジャンルに詳しい人なら、あれこれ思いつく事があるのかも知れない。ロック的教養に乏しい自分などは、ただ無邪気に楽しんでいるだけだが、そういう事なら、自分がワンオクの歌をすぐ好きになる理由も理解できるのである。流行歌は多かれ少なかれ、先行する楽曲に似ているものであって、それが度をすぎた場合にのみ、嘲りや批判の対象にされるべきかと思われる。


自分が今まで聞いた中で、一番、「度を越してるなあ」と思わせた歌は、かまやつひろし作曲とされる「どうにかなるさ」というフォークソングだ。なぎら健一が、ある番組の最後に、ジョニー・キャッシュのレコードをかけた時、「えええっ」とズッコケてから「こもまでやって大丈夫なのか」と呆然とした。その曲の名前が今、思い出せない。また、高田渡が黒田三郎の詩に曲をつけた「夕暮れ」という歌は、「ストーニー」という向こうのカントリーソングにメロディがよく似ていると思う。これは、もしかしたら、高田渡の方が先かも知れず、カントリーのメロディーはだいたいどれも似たりよったり、という事を意味するのかもしれないが、かまやつの方は、偶然の一致はまずありえないだろう。


追記 ジョニー・キャッシュではく、ハンク・ウィリアムズだった。以下、なぎら健一の番組。


ハンク・ウィリアムズの楽曲 

高田渡「夕暮れ」

Stoney




2023年4月15日(土)


ノート 岸田首相の襲撃未遂事件があった。日本のような選挙による政権交代システムが確立した国で、テロによって政治的変化を目論むことは、決して許されない身勝手な行為だし、多くの場合、それは、トラビス的人物の歪んだ自己実現の結果に過ぎない。マスをかいた後に残されたテッシュに過ぎないのであって、ティッシュがわりにされた人間はたまったもんじゃない。ミャンマーでは、軍事クーデターが起こり、選挙で絶対的支持を受けた政権が追放された。暴力的に国を追われた者たちは、亡命政権を樹立して、政権奪回のための武装闘争を組織する。武装組織は、軍政の弱体化を狙って、親軍派の政治家、役人、敵方のスパイとみなした自治体の長、ビジネスマン等、軍隊組織以外の標的を狙うこともあるだろう。その行為を、暴力的に民主政権を追放し、反対派に血の弾圧を続ける政権が、「テロリズム」と呼んでいる。テロという言葉が、複雑な陰影を帯びるのは、こういう場合であって(民主派の行為も外形的にはテロだから)、日本のような、選挙を通じての民主的統制が原則となった国で、テロは単純に悪でしかないのである。犯人に対しては、犯行の動機など知る前に「このバカが」と言いたい。




2023年4月16日(日)


https://youtu.be/m_W57RF-1Cw


ノート この歌、「小さな命を宿したのを、どうして隠していたのか」という部分が、ユーモレスクの転調するパートとほほ同じだ。印象的なメロディーだから、作曲者の耳に残っていたに違いない。自分にしても、この歌の、その部分しか覚えていなかったし、さっき聞き返しても、他の部分を全く思い出さなかった。こんな事も珍しい。普通は聞けば少しは思い出すものだが。「よっぽど他の部分がつまらない曲なのだな」と思うし、「名曲は偉大なり」とも思う。それにしても、「昔の日本人は歌が下手だった」とまた思ってしまう。最近、YouTubeで、この人が、「いちご白書をもう一度」を歌うのを聞いたが、音程が悪いのに崩して歌うものだから、テンポまでずれてしまって、聞いていて居た堪れなくなった。やたらに声だけいい、酔っ払いのオッサンが歌っているみたいだった。





2023年4月20日(木)


ノート こういうものを独裁といい野蛮という。軽々しく比喩で、「独裁政権」などという言葉を使うべきではない。


A woman named Akayi Myo Thant in her Facebook account's name was arrested today following her Facebook post and shares were tracked by the junta spies on 18 April.


The junta spy network tracked her Facebook postings and sharing and reported to the junta security force for her arrest on 18 April, along with her accurate address in Daik-U town of Bago region.


Despite her pleas to the junta spy via Telegram accounts to delete her Facebook posts, all her posts were screen shot and saved, which led to her arrest today.



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