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「和楽器バンド」・・・このバンドこそ東京オリンピックにふさわしかった!

akiyamabkk


◇「和楽器バンド」こそ東京オリンピックにふさわしかった!

 

ワンオクを「発見」する前、コロナによる社会的隔離が始まった2020年〜2021年頃、この和楽器バンドにハマっていた。東京オリンピックの開会式には、このバンドを出演させるべきだったのだ。

 

和と洋の折衷、民族性と国際性の共存、伝統と進取、古代ギリシャに起源を持つ「国際的国別対抗体育大会」としてのオリンピックにピッタリではないか。ボーカルも戦争も技術的に素晴らしく、ライブで本領を発揮するから、失笑を買うようなこともなかったろう。組織委員会のセンスがイマイチだったため、候補に上がることもなかったが、外国のファンの間では、このバンドを押す声も多かった・・・と思う。

 

自分の関心がワンオクに移ってからも(現在はADOに移行している)、時々、和楽器バンドを聴いては、こういう感想を漏らしている。

 

2023年5月30日(火)

ノート 最近ワンオクばかり聴いていたが、今日、久しぶりに和楽器バンドを聴く。和楽器バンドの歌で、一番、すごい!と思うのはこの Ignite である。好きな歌ということなら他にもあるが、この歌はいつ聴いても圧倒される。

 

赤いドレスの女性の西洋っぽいダンスと、鈴華ゆう子の日本式のそれ(鈴華ゆう子は剣舞と詩吟の師匠である)が交互に映されるが、これは和洋折衷、まさに、和楽器バンド結成のテーマを象徴するものだろう。何より、ゆう子さんの卑弥呼ファッションが、ベタだが美しく愛らしい。巫女である。 

和楽器バンドを嫌う人は、その日本文化のマガイモノ的な雰囲気が嫌いなのだろうが、我々の世代は、そもそも日本文化のキッチュ(死語?)の中で育ってきたのだから、それ以外のものには感情移入できないのである。我々で既にそうなのだから、後の世代は尚更そうだろう。

 

幼少期から見聞きして馴染んでいるものをその国の文化と定義するならば、今や、マガイモノの方が「ホンモノの文化」と言えなくもないのだ。

 

以上、引用終わり。

 

残念なことに、和楽器バンドは、今年一杯での活動休止を発表している。ということで、ここは感傷的になって、名曲「独歩」・・・





ただただ美しい、マジで。

 

ではでは



<了>

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