SNSニュース~インフルエンザワクチンもお忘れなく
- akiyamabkk
- 2021年8月3日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年9月5日

コロナばかりに気をとらわれず、インフルエンザワクチンも打ちましょうという啓蒙ビデオ。情報提供者はパンダ先生という医療番組のホスト。こういうおバカ系の事もやるが、私は基本的にはマジな人だと思っている。おそらく、ロビン・ウィリアムスの映画(「パッチ・アダムス」だったか?)からインスピ(インスピレーションの略)を得たのではないか。
医療技術者と肩書きにあるので正規の医者ではないが啓蒙活動はできるのである。また、日本茶をタイに普及させたことで(タイでは)有名な、Oishi グループ(現在はCPグループに売却)のトン社長などと一緒に、待機センターの増設、コロナ患者運搬用の救急車の派遣、酸素吸入用のボンベ調達にも尽力している。なかなか気合の入った医療インフルーエンサーである。
動画は、タイは雨季になるとインフルエンザがはやり始めるので(今、雨季です)「そちらの予防接種も忘れずに」というメッセージ。インフルエンザワクチンの接種は、コロナ予防にも役立つそうで、接種の間隔を2週間開ければ副作用は大丈夫だとのこと。糖尿病、肥満など、コロナ重症化のリスクグループとされている7種の慢性病は、インフルエンザ重症化のリスクグループでもあるという。
パンダ先生は、下のようなクリップもアップしていた。

抗原検査キット。日本も、こういうものの普及と正しい使用法の徹底を考えるべき時ではないか。
写真は、抗原検査キットで自分で検査した時、忘れて6、7時間、放置してしまった場合こういう風になるという具体例。赤線が出ているのは陽性を示しているが、「検査結果は試薬に投下してから15分〜30分で確認しないと、正確な検査結果は得られないので、気をつけて下さい」という意味である。早すぎると誤陰性が、遅すぎると誤陽性が出る。こういう情報が徹底しないと、パニックになる人が続出して、返って混乱を招くだろう。日本でも、医療インフルエンサーと言える人がいれば、今こそそういう人たちの出番ではないか?ワクチンの接種を訴えるのが河野大臣一人では心もとない。
一本調子の理屈を並べ立て、疫病を政治的に利用する輩よりは、こういう人の方がよっぽど世の中の役に立っていると私は思いますね。タイもそういう連中が多いのですよ。それから、タイの状況は日本の2週間くらい先を行っているので(本日8月3日の感染者数が19000弱、死者が150人前後)、日本が参考にすべきことはいろいろあるのではないかと思う。
<了>